ベラルーシ ロシアの“戦術核”受け入れを表明「自国の安全保障と防衛力の強化に必要」
ロシアが隣国ベラルーシに戦術核兵器を配備する方針を示したことを受けて、ベラルーシ外務省は28日、受け入れを表明しました。
ロシアのプーチン大統領は25日、ルカシェンコ大統領の要請を受け、ベラルーシに戦術核を配備することで合意したと表明しました。
これを受けてベラルーシ外務省は28日、声明を発表し、「戦術核兵器は自国の安全保障と防衛力の強化のために必要だ」として、配備の受け入れを表明しました。
ベラルーシ外務省はNPT(=核拡散防止条約)には違反していないと強調していますが、アメリカのバイデン大統領が28日、「非常に憂慮している」と述べるなど、戦術核の配備をめぐり、懸念が高まっています。