アメリカ・コロラド州で16日、パトカーに列車が衝突する瞬間を、カメラが捉えていました。衝突されたパトカーには、拘束された女性が乗ったままでした。

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アメリカ・コロラド州で16日、職務質問を振り切って逃走するトラックを2台のパトカーが追跡する様子が、警察官のボディーカメラに記録されていました。トラックを運転していた女性は観念したのか、踏切を渡ったところで停車しました。

両手を上げて地面にひざまずく女性に警察官が近づき、「動くな！」と声をかけながら身柄を確保。パトカーへ乗せました。その後、警察官がトラックの中を捜査していると――列車の警笛が鳴り響きました。別のカメラには、そばにいた警察官が退避した直後、パトカーに列車が衝突する瞬間が捉えられていました。

実はパトカーを止めていたのは「線路の真上」でした。さらに、先ほど拘束した女性を乗せたままでした。

女性は複数箇所を骨折するなどの重傷でしたが、命に別条はないということです。また、警察官は全員、車外にいたため、無事でした。

警察は「捜査手順が適切であったか検証する」としています。