北 来年1月に党大会“経済不振”も認める
北朝鮮メディアは朝鮮労働党の中央委員会総会が19日開かれ、来年1月に党大会を開くことが決まったと伝えました。国内経済の不振についても認めています。
20日付の「労働新聞」は、党の中央委員会総会が19日開かれたと写真付きで報じました。金正恩委員長が演説を行い、最高指導機関と位置づける党大会を来年1月に開催し、新たな「経済発展5か年計画」を示すと表明したということです。
また、総会の決定書では経済制裁や新型コロナウイルスによる影響を念頭に「過酷な内外の情勢が続き、経済成長の目標が甚だしく未達成で、人民の生活が向上しない結果になった」などと認めています。
党大会の開催は、2016年5月以来、およそ5年ぶりのことで、米朝交渉など対外戦略についてもどのような方針を示すのか注目されます。