ウクライナ機撃墜 レコーダー解析結果
176人が死亡したイランによるウクライナ機の撃墜について、操縦士らの会話を記録したフライトレコーダーの解析結果が発表されました。
ウクライナの旅客機は今年1月、イランの首都テヘラン近郊でイラン側に撃墜され、乗客乗員176人が死亡しました。
イランメディアによりますと、航空当局は23日、フライトレコーダーの解析結果を発表し、ミサイルが着弾するまで、旅客機が通常通り飛行していたことを明らかにしました。
また、着弾後は19秒間、操縦室内の会話が記録され、操縦士らは補助電源装置を作動させるなど機体を立て直そうとしていたということです。
解析作業は、ウクライナなど関係国立ち会いのもと、先月、フランスで行われ、結果は各国に送られたとしています。