関西経済界の代表団 中国・何立峰副首相と会談
中国・北京を訪れている関西の経済界の代表団は27日午前、中国の何立峰副首相と会談しました。
中国でのビジネス環境の改善や大阪・関西万博への来場呼びかけのため北京を訪れているのは、関西経済連合会や商工会議所など総勢85人の訪中団です。
訪中団は、27日午前何立峰副首相と会談し、中国における日本企業の事業環境の改善や、相次ぐ無差別殺傷事件を念頭に、従業員と家族の安全の確保を申し入れました。これに対し、何副首相は「法にのっとり安全と安心を守る」と述べたということです。
また、訪中団が来年の万博への来場を呼びかけると共に日中の交流促進を期待すると述べると、何副首相からは、万博に中国から代表団を派遣するとの回答があったということです。
関西の経済会の代表団による訪中は12年ぶりで、関西の企業は中国への輸出入の割合が高く、訪中団は、「中国企業と協業することは、我が国の経済のダイナミズムを高める上でも重要だ」と指摘しています。