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国連事務総長 広島訪問断念「来年こそは」

2020年9月10日 11:22

国連のグテーレス事務総長は9日、新型コロナウイルスの影響で先月の広島平和記念式典への出席を断念したことを受けて、「来年こそは訪問したい」と意欲を示しました。

グテーレス事務総長「被爆者と広島の人たち、日本の人たちへの深い連帯と核なき世界に向けて、可能なことはすべてする決意を伝えたい」

グテーレス事務総長は、9日、オンラインで日本メディアのインタビューに応じ、広島市で先月行われた原爆投下から75年となる平和記念式典への出席を断念したことについて、「残念だ」と語りました。その上で、「来年こそは広島を訪問したい」と式典への出席に向けた意欲を示し、核軍縮に取り組む強い意志をアピールしました。

また、安倍総理が辞意を表明したことを受けて、国連への支援に感謝を述べた一方、日本が温暖化対策への責任を果たすよう改めて求めました。