新型コロナウイルスの影響で、アメリカ・ニューヨーク市内ではおよそ半年にわたり飲食店の店内での営業が禁止されてきましたが、今月３０日から条件付きで店内営業が再開されることになりました。

ニューヨークのクオモ知事は９日、市内の飲食店は客数を最大で２５％に制限する条件で、今月３０日から店内での営業を再開できると発表しました。

店内で飲食する客は入店前に体温を測ることや、感染者が出た場合に備えて連絡先を店側に提供することなどが義務づけられます。

およそ半年ぶりの再開に向け、屋外営業を続けていた店からは喜びの声が聞かれました。

レストラン日本・馬越恭弘副社長「２５％でも新しくなった店内にお客様をお迎えできるのは本当にありがたい。やっとスタートラインにつけたなと本当にそういう気持ち」

一方、条件を守らない店に対しては、営業免許のはく奪を含め厳しく取り締まっていくとしていて、市民からの通報窓口も新たに設けるとしています。