ディズニー映画「ムーラン」に批判広がる
ウォルト・ディズニーの新作映画「ムーラン」が人権侵害が指摘されている中国の新疆ウイグル自治区の当局の協力を得て撮影され、ディズニー側が謝意を示したことが分かり、批判が広がっています。
「ムーラン」は、アニメを実写化した映画で、今月4日に動画配信サービスで公開されました。
アメリカメディアによりますと、映画のエンドロールで、ロケ地のひとつとなった新疆ウイグル自治区の宣伝部門などに対する謝意が示されました。
新疆ウイグル自治区をめぐっては、少数民族への人権侵害に関与したとしてアメリカ政府が当局者らに制裁を科しています。
そうした中、ディズニーが謝意を示したことにSNSでは批判が広がり、映画を見ないよう呼びかけられる事態となっています。