金正恩氏、被害復旧に満足「まるで別世界」
北朝鮮メディアは金正恩委員長が大雨被害の復旧現場を視察し、「まるで別世界を見ているようだ」などと満足の意を示したと伝えました。
15日付の「労働新聞」によりますと、金委員長は先月、大雨や台風の被害を受けた南西部の黄海北道を訪れました。この集落について金委員長は毎年、自然災害にあっているとして、軍の部隊に全ての建物を取り除き新たに建設するよう命令していたということです。
建設された住宅を見て回った金委員長は「まるで別世界を見ているかのようだと」とし満足の意を示し、「軍の部隊の献身と苦労に頭が下がる」と評価したということです。
金委員長が大雨被害の復旧現場を視察する様子は3日前にも報じられたばかりで、自らの指導で早期に復旧が進んでいることをアピールする狙いがあるものとあるものとみられます。