ハイテク株買い戻しで反発 ダウ52ドル高
24日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、主力のハイテク関連株が買い戻されたことなどから、ダウ平均株価は反発して取引を終えています。
24日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から52ドル31セント値を上げ、2万6815ドル44セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も39.28ポイント上げて1万0672.27で取引を終えています。
この日は、先週1週間の失業保険の申請件数が市場予想よりも悪い内容だったこともあり、朝方は売りが先行しました。
一方、「アップル」や「マイクロソフト」といった主力のハイテク関連株が買い戻されたほか、アナリストが投資判断を引き上げた「ゴールドマン・サックス」も買われ、ダウ平均の上げ幅は300ドルを超える場面もありました。
ただ、景気の先行きへの懸念から、最終的には上げ幅を縮小して取引を終えています。
市場関係者は「景気を下支えする追加の経済対策がいつ成立するのか市場は注目している」と話しています。