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ハイテク関連株に売り ダウ、525ドル安

2020年9月24日 7:51

23日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、主力のハイテク関連株に売りが広がったことなどから、ダウ平均株価は反落して取引を終えています。

23日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から525ドル05セント値を下げ、2万6763ドル13セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も330.65ポイント下げて1万0632.99で取引を終えています。

この日は、医薬品大手の「ジョンソン・エンド・ジョンソン」が開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、最終段階の臨床試験を開始したと発表したこともあり、朝方は買いが優勢となりました。

ただ、その後は前の日に値を上げていた主力のハイテク関連株が、徐々に売られる展開となりました。また、ヨーロッパで感染が再び拡大していることで景気に敏感とされる銘柄にも売りが広がり、ダウ平均は最終的に525ドル安で取引を終えています。

市場関係者は「このところ、主力のハイテク関連株が相場を左右する展開が続いている」と話しています。