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ハイテク関連株買い戻し ダウ半年ぶり高値

2020年8月13日 7:37

12日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、前の日に売られたハイテク関連株が買い戻されたことなどでダウ平均株価は反発し、約半年ぶりの高値で取引を終えています。

12日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から289ドル93セント値を上げ2万7976ドル84セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も229.42ポイント上げて1万1012.24で取引を終えています。

この日は、前の日に当面の利益を確定させるために売られたハイテク関連株が買い戻されたことで、朝方から買いが優勢となりました。中でもアナリストが目標株価を引き上げたIT大手「アップル」が大きく買われ、相場をけん引しました。

こうしたハイテク関連株の買いがほかの銘柄にも波及し、ダウ平均は2万8000ドル目前まで上昇し、約半年ぶりの高値で取引を終えています。

市場関係者は「2万8000ドルは視野に入っているが、新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する前の2月につけた3万ドル近くまで上昇するには時間がかかりそうだ」と話しています。