米ダウ ハイテク関連株買われ153ドル高
22日のニューヨーク株式市場は、業績期待からハイテク関連株が買われたことなどで、ダウ平均株価は反発して取引を終えています。
22日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の週の終値から153ドル50セント値を上げ、2万6024ドル96セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も110.35ポイント上げて10056.48と、過去最高値を更新して取引を終えています。
この日の午前中は、新型コロナウイルスの感染第2波への懸念から売りが優勢となり、下げ幅は一時200ドルを超えました。ただ、アナリストがIT大手「アップル」の目標株価を引き上げると、ほかのハイテク関連株にも買いが広がり、最終的にはプラスに転じて取引を終えています。
また、感染第2波への懸念から、むしろ「巣ごもり」消費が続くとの見方が出て、動画配信大手「ネットフリックス」が大きく買われたことなどでナスダックは過去最高値を更新しています。
市場関係者は「第2波への懸念が根強い中でも、成長期待からハイテク関連株は買われやすくなっている」と話しています。