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NYダウ 小幅に反発…ハイテク関連株好調

2020年7月21日 7:25

20日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念は続いているものの、業績期待から買われたハイテク株が相場を支え、ダウ平均株価は小幅に反発して取引を終えています。

20日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末比8ドル92セント高の2万6680ドル87セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も263.90ポイント上げて、10767.09と過去最高値を更新して取引を終えています。

この日は、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことへの警戒感などから、朝方は景気に敏感とされる銘柄を中心に売りが優勢な展開となりました。ただ、決算が本格化するのを前に業績期待からマイクロソフトやアップルなどのハイテク関連株に買いが向かい相場を支えました。

また、アナリストが目標株価を引き上げたネット通販のアマゾン・ドット・コムも買われるなど、ハイテク関連株全般が好調で、ナスダック総合指数は10日に記録した過去最高値を150ポイント近く更新しています。

市場関係者は「今週から来週に決算発表のピークを迎えるので好調な業績が期待されるハイテク関連株が買われる流れが続きそうだ」と話しています。