２３日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、ＩＴ大手「アップル」が買われたことなどで続伸して取引を終えています。ナスダック総合指数は、２日連続で過去最高値を更新しています。

２３日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日の終値から１３１ドル１４セント値を上げ、２万６１５６ドル１０セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も７４．８９ポイント上げて１０１３１．３７と過去最高値を更新して取引を終えています。

この日は、前の日に発表した新商品が評価された、ＩＴ大手「アップル」について、アナリストが相次いで目標株価を引き上げました。

これを受け「アップル」は大きく買われ、相場を支えたほか、ハイテク関連株にも波及し「マイクロソフト」も買われました。また、業績期待から「アマゾン・ドット・コム」が最高値をつけるなどしたことで、ナスダックは２日連続で過去最高値を更新して取引を終えています。

市場関係者は「このところ新型コロナウイルスの感染の第２波への懸念に一喜一憂していて、きょうはダウ平均の上値が重い展開だった」と話しています。