ハイテク株けん引 ダウ続伸、236ドル高
3日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、マイクロソフトやアップルなどのハイテク株がけん引し、ダウ平均株価は続伸して取引を終えています。
3日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の週の終値から236ドル08セント値を上げ、2万6664ドル40セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も157.52ポイント上げて、1万0902.80と過去最高値を更新して取引を終えています。
この日は、IT大手「マイクロソフト」による中国系の動画共有アプリ「TikTok」の国内事業の買収をトランプ大統領が容認する発言をしたことで、今後の業績への期待が高まり、これまでの最高値を更新しました。また、先週、好調な決算を発表したアップルも引き続き買われ、この2銘柄でダウ平均を150ドルあまり押し上げました。
また、製造業に関する指標が1年4か月ぶりの高水準となったことも好感されました。
市場関係者は「アメリカでの雇用環境が悪化する中、追加の経済対策をめぐる議会での議論の行方に注目している」と話しています。