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ダウ267ドル高 約3か月ぶり高値

2020年6月3日 7:38

2日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は経済活動の再開が進むことにより景気が回復に向かうとの期待が根強いことから買われ、ダウ平均株価はおよそ3か月ぶりの高値で取引を終えています。

2日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から267ドル63セント値を上げ、2万5742ドル65セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も56.33ポイント上げて9608.38で取引を終えています。

この日も経済活動の再開が進むことにより景気が回復に向かうとの期待が根強く、景気に敏感とされる金融関連株などが買われました。

また、原油先物価格が上昇したことで、エネルギー関連株が買われたこともあり、ダウ平均は3月上旬以来、およそ3か月ぶりの高値で取引を終えています。

市場関係者は「全米に拡大している黒人差別に対する抗議デモはこの日は材料にならなかったが長期化により、経済活動に影響を与える事態にならないかは警戒している」と話しています。