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ダウ157ドル安 ワクチン試験一時中断で

2020年10月14日 7:30

13日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスのワクチンについて、臨床試験の一時中断が発表されたことなどからダウ平均株価は5営業日ぶりに反落して取引を終えています。

13日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から157ドル71セント値を下げ、2万8679ドル81セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も12.36ポイント下げて、1万1863.90で取引を終えています。

前の日の取引終了後に医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソンが開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、最終段階の臨床試験を一時中断すると発表したことでこの日は朝方から売りが優勢となりました。

また、初めて次世代通信規格、5Gに対応したスマートフォンを発表したアップルですが期待感から前の日までに上げていた反動でこの日は売られました。

金融大手「JPモルガン・チェース」が発表した決算は市場予想を上回ったものの、先行きに慎重な見方を示したことで金融関連株も軒並み売られダウ平均は5営業日ぶりに反落して取引を終えました。

市場関係者は、「明日以降も、主要企業の決算内容に一喜一憂する展開となるだろう」と話しています。