バイデン氏“不正疑惑”の企業幹部と面会か
アメリカ大統領選に出馬しているバイデン氏が、副大統領だった5年前、息子の仲介で不正疑惑の渦中にあったウクライナ企業の幹部と面会していた、と地元紙が報じました。バイデン陣営はこれを否定、一方、トランプ大統領は追及を強めています。
大衆紙ニューヨークポストは、ウクライナのガス企業の幹部が、同じく幹部の立場にあったバイデン氏の息子、ハンター氏に対し、「あなたの父に面会する機会を作ってくれてありがとう」と伝えたとするメールの内容を報じました。
記事では、バイデン氏はこれまで、息子と海外ビジネスについて、話したことはないと説明していて、矛盾が生じると、指摘しています。これを受け、バイデン陣営は、「当時の公式のスケジュールを確認したが、報道のような面会はない」と否定しています。
一方、トランプ大統領は、「バイデン氏はうそをついている」と追及しました。
トランプ大統領「バイデン氏が腐敗した政治家だということが明らかになった」
トランプ大統領は今後、疑惑の追及を強め、大統領選での支持回復を図るものとみられます。