大統領選 トランプ氏“最終盤の追い込み”
アメリカ大統領選まであと10日になりました。トランプ大統領は、一日で4つの州を回り、劣勢挽回に向け、最終盤の追い込みをかけています。
トランプ大統領は朝から慌ただしく移動しながら演説を繰り返しています。自身の感染で再びコロナ対応が最大の争点になっていることに、いらだちも見せました。
トランプ大統領「テレビをつければコロナ、コロナ、コロナ…。飛行機が墜落して500人死んでも報じられないんじゃないか」
トランプ大統領は、メディアが自身のコロナ対応に批判的なことも踏まえ、「国民はネガティブなコロナ報道にうんざりしている」と訴えました。
一方のバイデン氏は、大統領が繰り返す楽観論を打ち消すように「暗い冬が待っている」と強調しました。
バイデン候補「我々が対応を変えない限り、暗い冬が待っている」
トランプ大統領はこの日の朝、大票田のフロリダ州で期日前投票を行い、自身への投票も呼びかけましたが、入れ替わる形で民主党のオバマ前大統領がフロリダ州入りするなど、両陣営の攻防は激しくなっています。
トランプ大統領は、支持率の平均でわずか0.6ポイント差となっている中西部オハイオ州で演説していて、このあと、この日4つ目の州となるウィスコンシン州に向かいます。