米大統領選まで1週間 激戦州で訴え
アメリカ大統領選まであと1週間です。トランプ大統領は、27日も激戦州など3つの州を回り、最終盤の訴えを続けています。
最終盤を迎え、両陣営は総力戦の様相を呈しています。トランプ大統領とともに新型コロナウイルスに感染したメラニア夫人が、初めて単独で集会を開きました。
メラニア夫人「夫ドナルドはファイターです。彼は国を愛し、日々戦っています」
メラニア夫人は、「国の安全」「子供の未来」などの言葉を使いながら、“トランプ離れ”が指摘される、女性有権者を意識した演説を行っています。
一方で、バイデン陣営は、人気の高いオバマ前大統領を再び大票田フロリダ州に投入しました。
オバマ前大統領「トランプ大統領は仕事や人を助けることより、自分や友人にしか関心がない」
選挙戦は残り1週間、ポイントが絞られてきました。最激戦となっているのは、この日オバマ氏も入ったフロリダ州です。
最新の支持率の平均は、その差わずか0.4ポイント。バイデン氏も後日、現地入りする予定です。
このフロリダ州は、大票田かつ、結果も早ければ当日の3日夜に判明するとの見通しもあって、ここを最初にトランプ大統領が落とすような事態となれば、バイデン大統領誕生が一気に現実味を帯びてきます。