バイデン氏、文大統領に“北の核で協力”
菅首相との会談に続き、バイデン氏は韓国の文在寅大統領とも電話会談を行い、北朝鮮の核問題で緊密に協力していくと述べました。
韓国大統領府によりますと、文大統領は韓米同盟が朝鮮半島の繁栄の基盤だと強調し、「非核化、恒久的平和の定着に向け、緊密に疎通していくことを願う」と呼びかけました。
これに対し、バイデン氏は韓国がインド太平洋地域の安全保障の中核だとの認識を示した上で「北朝鮮の核問題で緊密に協力していく」と述べたということです。
また、新型コロナウイルス対応などについても意見交換し、就任後できるだけ早期に直接対面して会談する方針で一致しました。
14分間の通話を終え、文大統領はツイッターで「固い韓米同盟と、平和と繁栄の朝鮮半島に向けたバイデン氏の意志を確認できた」とコメントしています。