アメリカ大統領選挙をめぐり、トランプ大統領は地元メディアとのインタビューで激戦州の票を精査すれば、逆転勝利できるはずだと改めて主張しました。

大統領の公の場での発言は今月５日以来です。大統領は、西部アリゾナ州について、「８千票の差をつけられているが数百万の票を精査すればそのくらい簡単に見つかる」と述べました。

さらに、手作業での再集計が続いている南部ジョージア州についても、「手作業の集計はベストだ。ジョージアでも勝つだろう」などと述べ、逆転勝利への自信を口にしています。

こうした中、アメリカの主要メディアの共同調査はさきほど、ジョージア州でバイデン氏の、ノースカロライナ州でトランプ大統領の勝利が確実になったとしました。

これで全ての州で勝敗が出そろい、バイデン氏が３０６人、トランプ大統領が２３２人の選挙人を獲得しました。