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財務長官にイエレンFRB前議長 米報道

2020年11月24日 10:24

アメリカ大統領選で勝利を確実にしているバイデン氏は23日、自身の外交アドバイザーのブリンケン氏を国務長官に起用するなど、新政権の閣僚人事第一弾を発表しました。

外交の要である国務長官に指名されたブリンケン氏は、オバマ政権で国務副長官を務めた経験もある人物です。

またジョン・ケリー元国務長官が、気候変動問題の大統領特使に起用されました。トランプ政権が地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱する中、大物の起用で、この問題を重視する姿勢を明確にした形です。

バイデン氏「(Q:なぜ安保関係の人事を最初に?)なぜなら(重要な)安全保障だからだ」

バイデン政権の人事は、経験豊富な人物をそろえた実務型の布陣となりそうですが、オバマ前大統領もさっそく「適切な人物を選んだ」と評価しています。

さらに黒人女性やヒスパニックの閣僚起用について、有力紙ニューヨーク・タイムズは「多様性を掲げたバイデン氏の公約を反映している」としています。

一方、複数の地元メディアは、財務長官にFRB(=連邦準備制度理事会)のイエレン前議長の起用が固まったと報じています。