日本時間２４日午後１１時半に取引が始まった２４日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は大きく値を上げ、史上初めて３万ドルの大台を突破しました。

政権移行を担当する政府機関がバイデン氏宛てに政権移行の手続き開始を認める書簡を送ったことや、バイデン氏が新政権の閣僚人事の第一弾を発表したことなどが好感されています。

また、新型コロナウイルスワクチンの実用化への期待が根強いことも買い材料となり、ダウ平均は前の日の終値から一時、４００ドル以上値を上げ３万ドルの大台を超えました。

ダウ平均は今年１月に２万９０００ドルを超えましたが、新型ウイルスの感染拡大で３月には１万８０００ドル台まで急落しました。

しかし、その後は経済活動の再開に伴い、景気の回復やワクチン開発への期待を背景に上昇を続け、史上初めて３万ドルを突破した形です。