連邦最高裁に持ち込むの難しい~トランプ氏
アメリカ大統領選での敗北を認めていないトランプ大統領は29日、選挙の不正の訴えを、連邦最高裁まで持ち込むのは難しいとの認識を示しました。
トランプ大統領は選挙直後の今月5日、「多くの訴訟を起こす。連邦最高裁まで争うことになるかもしれない」などと述べていましたが、29日、FOXニュースの番組に電話で出演した際には、「連邦最高裁に持ち込むのはとても難しい」として、発言を後退させました。
一方で、「私の考えは今後6か月間は変わらない」「125%のエネルギーを傾ける」とも述べ、法廷闘争を続ける意向を示しています。
選挙結果をめぐっては、29日に中西部ウィスコンシン州でもバイデン氏の勝利が認定されるなど、トランプ陣営が訴えを起こした激戦州6州のうち5つの州でバイデン氏の勝利が認定されています。