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国連事務総長「独立承認は国連憲章の原則に矛盾」

2022年2月22日 11:07

国連のグテーレス事務総長は21日、ロシアがウクライナ東部の地域を独立国家として承認したことについて、「国連憲章の原則に矛盾している」と非難しました。

国連のグテーレス事務総長は21日、ロシアのプーチン大統領が、親ロシア派が実効支配するウクライナ東部の地域を独立国家として承認すると発表したことについて、「深く懸念している」との声明を発表しました。

声明で事務総長は、「ロシアの決定は、ウクライナの領土保全および主権の侵害であり、国際連合憲章の原則に矛盾している」と非難しました。その上で、全ての関係国に対し、戦闘を即時に停止することや民間人を保護することなどを呼びかけたほか、外交により平和的に解決するよう求めました。