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ウクライナ東部でバスなど砲撃 10人死亡

2014年10月2日 1:54

 ウクライナ政府と親ロシア派のにらみあいが続く東部のドネツクで1日、砲弾が路線バスなどに撃ち込まれ、少なくとも10人が死亡した。

 州の政府によると、砲弾は、市内を走る路線バスを直撃したほか、学校の近くにも着弾し、あわせて10人が死亡した。ウクライナ東部では先月5日に、ウクライナ政府と親ロシア派が停戦で合意したあとも散発的に戦闘が起きている。

 今回の砲撃について州の政府は、「親ロシア派が多連装砲で攻撃した」と発表しているのに対し、親ロシア派はインタファクス通信に、「ウクライナ軍の陣地から撃ち込まれた」と主張していて、どちらが砲撃したのかは明らかになっていない。