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バイデン氏 21日にワクチン接種へ

2020年12月19日 17:36

アメリカのFDA=食品医薬品局は18日、新型コロナウイルスのワクチンについて、2例目となる緊急使用許可を出しました。

緊急使用許可が出たのは、バイオ医薬品メーカー「モデルナ」が開発したワクチンです。ファイザーなどが開発したワクチンに続く2例目の許可で、FDAは、18歳以上の個人に対して緊急で使用することを認めました。

政府高官は、このモデルナのワクチンについて、来週にも590万回分を全米に届けるとしています。バイデン次期大統領は、「危機を克服する戦いのもう一つの道標になった」と述べていて、21日に夫人と共に接種する予定です。

モデルナのワクチンについては、日本政府も2500万人分の供給を受ける契約を結んでいます。

一方、すでに接種が始まっているファイザーなどが開発したワクチンをめぐり、アラスカ州の病院は、接種した医師の女性が17日、接種10分後に呼吸困難などのアナフィラキシー反応を起こしたと発表しました。

女性は、過去に蜂に刺されて反応を起こしたことはあるものの、それ以外にアレルギーはないということです。アラスカ州で接種後にアレルギー反応が出たのは3人目です。