米モデルナ ワクチン緊急使用許可を申請
アメリカのバイオ医薬品メーカー「モデルナ」は日本時間1日朝、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、FDA(=食品医薬品局)に緊急使用の許可を申請したと発表しました。
「モデルナ」は、開発中のワクチンについて最終段階の臨床試験で94.1%の有効性が確認されたとの中間結果を公表しました。その上で、FDAに緊急使用の許可を申請したと発表しました。
これを受けFDAは、専門家で構成される諮問委員会を今月17日に開き、モデルナのワクチンについて審議すると発表しました。
申請はファイザーに続き2例目で、アザー厚生長官はアメリカメディアの取材に、「クリスマス前に2つのワクチンの供給が始まる可能性がある」と述べています。
モデルナのワクチンについては、日本政府も供給を受ける契約を結んでいて、来年6月までに2000万人分、7月から9月に500万人分が供給される見通しとなっています。