米J&J 最終段階のワクチン臨床試験開始
アメリカの医薬品大手「ジョンソン・エンド・ジョンソン」は23日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、最終段階の臨床試験を開始したと発表しました。来年初めにも提供を始められるとの見通しを示しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンによりますと、開発中のワクチンの安全性と効果を確認する最終段階の臨床試験を21日から開始したということです。臨床試験はアメリカや南米など8か国で行い、参加者は18歳以上で最大6万人を見込んでいます。臨床試験の結果で安全性と効果が確認されれば、緊急使用の認可を受けて、来年初めにも提供を始められるとの見通しを示しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンは、日本でも初期段階の臨床試験が始まっています。