×

フランスなどEU加盟国ワクチン接種本格化

2020年12月28日 1:07

EU=ヨーロッパ連合が承認した新型コロナウイルスのワクチンの接種がフランスなどの加盟国で、本格的に始まりました。

パリ郊外にある病院の高齢者用の病棟では、27日、入所者と高齢の医師らに、ファイザーなどが開発したワクチンの接種が行われました。

イギリス、アメリカなどに続く本格的な接種で、フランス政府は高齢者施設の入所者から始め、来年の春以降、一般市民に対象を拡大するとしています。

接種を受けた医師「病気の人たちとケアをする人たちは同じ船に乗っています。彼らがその船を沈没させないことが重要です」

EUは、モデルナ製のワクチンについても来月の承認を目指していて、加盟国へのワクチン供給を急ぐ方針です。