ＥＵ＝ヨーロッパ連合で初めて承認されていた新型コロナウイルスワクチンの接種が２６日、加盟国のハンガリーなどで始まりました。

ロイター通信によりますと、製薬大手ファイザーなどが開発した新型ウイルスのワクチンについて、ＥＵ加盟国のハンガリーやスロバキアで２６日、医療従事者などを対象に接種が行われました。他のＥＵ加盟国も２７日からワクチンの接種を開始する予定で、フランスでは、高齢者施設の入所者から始め、来年の春以降、一般市民への接種をめざすとしています。

またＥＵでは、バイオ医薬品メーカーモデルナ製のワクチンについても来月の承認を目指すなど、今後さらにワクチンの供給を進め、感染対策を急ぐ方針です。