【専門家解説】“ゆるやかな坂”でなぜ…「群衆雪崩」現場の状況を“検証” 韓国・転倒事故
29日、韓国・ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)で起きた転倒事故で、日本人女性2人を含む154人の方が亡くなりました。年代は中学生1人を含む10代が11人、20代が最も多く、103人の方が亡くなりました。
当時、梨泰院駅がある大通りと、飲食店などが立ち並ぶ通りを結ぶ狭い路地に人が大量に流れ込み、「群衆雪崩」が起きました。当時の映像では、路地の出入り口付近で人々は自由に動けず、左右に揺れ動いているのがわかります。さらに、路地では足元が見えない状況のまま押し流されるように進み、その先で人が倒れていました。
韓国政府の発表によると、この路地は幅3.2メートル・長さ40メートルで、駅に向かってゆるやかに下る坂道だといいます。群集事故に詳しい関西大学の川口寿裕教授によると、1平方メートルあたりに10人以上が密集すると、群衆雪崩が起きやすいといいます。どのような状況だったのか、every.は検証してみました。
「群衆雪崩」はどういうもので、何がきっかけで起こるのかなど、川口教授と共にお伝えします。
※詳しくは動画をご覧ください。(10月31日放送『news every.』より)