エリザベス女王の国葬で、ヘンリー王子が、ロイヤルファミリーが着用する軍服での参列が認められなかったことを受け、地元メディアは、「王室との関わりを制限されていることを思い起こさせる」と伝えています。

ヘンリー王子は、王室離脱後も軍の名誉職にとどまることを強く希望していましたが却下され、王室離脱以降、公の場所での軍服の着用は認められていません。しかし、17日にウィリアム皇太子らとともに女王の棺（ひつぎ）の警護を務めた際は、チャールズ国王の意向で、軍服の着用が認められました。

19日の国葬でも軍服の着用が認められるのか注目されていましたが、ヘンリー王子は軍服ではなく、モーニング姿で参列しました。

国葬で軍服の着用が認められなかったことを受け、イギリスメディアは、「この決定は、ヘンリー王子がいかに王室との関わりを制限されているかを思い起こさせるものだ」と伝えています。