ウィリアム皇太子とヘンリー王子がそろって女王の棺を警護 和解の動きか
イギリスのチャールズ国王とウィリアム皇太子が、エリザベス女王の棺(ひつぎ)との対面を待つ人たちのもとを訪れました。
チャールズ国王らが姿を見せると、棺との対面を待つ人たちから大きな歓声が上がりました。弔問は17日時点でおよそ16時間待ちで、2人は並んでいる人たち一人一人と握手を交わし、声をかけていました。
ウィリアム皇太子「疲れてないかい?」
列に並ぶ市民「(子どもは)お昼寝したばかりで、ちょうどあなたに会えました」
ウィリアム皇太子「暖かくしてね」
また、この日、ウィリアム皇太子とヘンリー王子はそろって軍服姿で女王の棺を警護しました。
ヘンリー王子は王室離脱後、公の場で軍服を着ることは認められていませんでしたが、今回、チャールズ国王が容認したということです。
地元メディアは、「関係がぎくしゃくしていたチャールズ新国王とヘンリー王子の間の和解の動き」と伝えています。
18日の夜には、国葬を前にチャールズ国王主催のレセプションが行われる予定で、天皇陛下やアメリカのバイデン大統領らの参加が見込まれています。
また、イギリス全土で1分間の黙とうがささげられます。