エリザベス女王国葬に参列の両陛下 今夜帰国へ
イギリスのエリザベス女王の国葬参列を終えた天皇皇后両陛下は、20日夜、羽田空港に到着されます。
即位後初めての外国訪問は、天皇陛下が繰り返し感謝と尊敬の気持ちを述べられてきた女王との悲しい別れとなりました。
天皇の立場で外国の王室の葬儀に出席するのは異例のことですが、15時間を超えるフライト、現地2泊という短い日程でも、国葬へは皇后さまと一緒に出席したいという陛下の強い思いが感じられました。
皇后さまは、ほかの行事の出席を控えて体調を整えられましたが、万全の体調でお別れをしたいというお気持ちだったということです。
昭和・平成・令和の3代にわたり日本の皇室と深く交流してきたエリザベス女王に対し、各国の王族とともに祈りをささげ追悼された両陛下。
参列後、その日のうちにロンドンを後にし、日本時間の20日夜、帰国される予定です。