東シナ海や南シナ海の上空で中国軍戦闘機による「威圧的で危険な行動」が急増…米国防総省が発表
アメリカの国防総省は17日、東シナ海や南シナ海の上空で、中国軍の戦闘機による威圧的で危険な行動が急増していると発表しました。
アメリカ国防総省は17日、東シナ海や南シナ海上空の国際空域で、中国人民解放軍の戦闘機がアメリカ軍の戦闘機に異常接近して妨害するなど、「威圧的で危険な行動」が急増していると発表しました。
日本などの同盟国の航空機に対する行動も含めると、こうした危険な行動は2年間でおよそ300件にのぼるということです。国防総省は最近の15回の事案について、動画や画像を公表しました。中国軍の戦闘機がアメリカ軍の戦闘機に並ぶようにして接近していることが分かります。
インド太平洋軍のアキリーノ司令官は会見で「事故の可能性を最も懸念している」と中国側に強く警告しています。
提供:アメリカ国防総省