コロナ拡大背景に 家電見本市CES開幕
世界最大級の家電・IT見本市「CES」が11日、開幕しました。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に健康を意識したアイデアなどが注目されています。
今年の「CES」は、オンラインのみで開催されていて、初日は、大手企業などがメディア向けの発表会を行いました。
このうち韓国のサムスン電子は、開発中の家事を支援するロボットを披露。AI(=人工知能)により食器の種類を判別して持ち運ぶとしています。
また、LG電子は、空気清浄機の技術をマスクなどに取り入れた製品を紹介。新型ウイルスの感染拡大を背景に各企業から健康を意識したアイデアや自宅での過ごし方の提案が相次ぎました。
CESを主催する団体 カレン・チャプカ副会長「(新型ウイルスにより)消費者はあまり物に触れたがらず、音声を使うなど非接触型の新しい技術を求めるようになっている」
オンラインのみの開催で、出展企業は大幅に減っていますが、主催者は、インターネット技術を活用し商談に結びつけたいとしています。