家電見本市オンライン開催 出展企業が半減
世界最大級の家電・IT見本市「CES」が日本時間の11日夜開幕します。今年は、新型コロナウイルスによりオンラインだけで開催されることになり、出展企業が半減しています。
「CES」は例年、アメリカのラスベガスで開催されていますが、今年は、オンラインのみとなり、トヨタ自動車やホンダなどが出展を見送りました。主催者によりますと、出展企業数は、去年のおよそ4400から減って、およそ1900となっています。
一方、ラスベガスでは、ホテルの利用などおよそ3億ドルの経済効果を失うとされています。新型ウイルスによるCESなど観光業界全体への打撃で、税収減による市民への影響が懸念されています。
ネバダ大学ラスベガス校、アラン・フェルドマン特別研究員「州の行政サービスから30%の予算削減の必要性が生じ、サービス維持が難しくなる可能性がある」
異例のCESは、11日夜、メディア向けの企業発表会で幕を開けます。