ワシントンは厳戒態勢…副大統領が州兵激励
アメリカのバイデン次期大統領の就任式まで1週間を切る中、首都・ワシントンは厳戒態勢です。14日、ペンス副大統領が市内に展開する州兵を激励しました。
この日、トランプ大統領の支持者による占拠事件があった連邦議会議事堂を訪れたペンス副大統領は、警備にあたる州兵の肩をたたきながら激励しました。
ペンス副大統領「2万人以上いる州兵は就任式に向け重要な役割を担う。しっかり警戒してほしい」
ペンス副大統領は「アメリカ国民に安全な就任式を届ける」と強調しました。
議事堂ではこの日、周辺への立ち入り規制がさらに拡大され、銃を持った州兵が展開しました。
市民「来週(就任式)は外出しないようにする。多くの人がそうすると思う」「悲しい。ただただ悲しい」
ワシントン市内では監視カメラが設置され始めたほか、中心部の地下鉄の駅も15日から閉鎖されます。さらに地元メディアによると、通常は就任式の見物客でにぎわう議会前の公園「ナショナル・モール」に、当日、一般市民の立ち入りを禁止することも検討されています。