10代へのワクチン接種始まる イスラエル
世界最速のペースで新型コロナウイルスのワクチン接種を進める中東・イスラエルで24日、10代の若者に対する接種が始まりました。
イスラエルでは、ワクチンの接種が始まって1か月あまりで、国民の3割近くが少なくとも1回の接種を済ませ、2回目の接種を終えた人も1割を超えています。
こうした中、地元メディアによりますと、24日から新たに16歳から18歳の若者が接種の対象となりました。これまで高齢者から順次、ワクチンを接種してきましたが、イスラエルでは18歳未満の感染者が急増していて、大学進学に向けた試験を安全に受けられるよう、接種を始めたということです。
一方、ワクチン接種に加えて、現在、外出制限も実施していますが、イスラエル政府はさらに最大都市・テルアビブの空港を一時閉鎖し、外出制限が終わる今月末まで国際線の旅客機の運航を停止することを決めました。