兵士へのプレゼントを…ロシア首都モスクワ、年の瀬に異変
ロシアの首都モスクワは例年とは違う年の瀬を迎えようとしています。
きらびやかなイルミネーションに彩られたモスクワ。ただ、ことしは例年にはない光景もみられます。
モスクワ市内の40か所に設置されたブース。前線で闘う兵士などへのプレゼントを募るためのものです。プレゼントのなかにはドンバスの親露派の子供たちに贈るものもありました。
ブースを訪れた市民「純毛の靴下です」「私たちの祖国を守っている人たちをロシア人全員が支援するべきです」
ブースを訪れた市民「電動カミソリです。電池付き。これは毛布」「戦っている人たちが快適に暖かく過ごせるように」
ブースを訪れた市民「手袋、靴下とクリーム」
――どうして泣いているのですか?
ブースを訪れた市民「ロシア兵を支援したいし、世界でこんな悲劇が起きているのを非常に悲しく思うからです」
モスクワ市は、毎年行ってきた「新年の花火」をとりやめるなど自粛ムードも広がっています。
ウクライナ侵攻は、人々の年の瀬にも暗い影をおとしています。