英型変異がさらに変異…南ア型の特徴に
イギリスで急速に広がった新型コロナの変異ウイルスがさらに変異を起こし、南アフリカで見つかったものと同じような型になっているウイルスが見つかったことが分かりました。
これは、イギリス政府の科学顧問が2日に明らかにしたものです。それによりますと、イギリスで急速に広がった変異ウイルスの一部がさらに別の変異を起こし、「E484K」と呼ばれる特徴を持っていることが確認されました。「E484K」は、南アフリカで見つかった変異ウイルスが持つ特徴です。
ワクチンを開発しているファイザー社やモデルナ社は、南アフリカ型の変異ウイルスに対してもワクチンの効果はあったと発表していますが、イギリス政府は、このウイルスが見つかった地域で集中的にPCR検査を行うなどして警戒を強めています。