二重マスクで「効果が飛躍的向上」米CDC
アメリカのCDC(=疾病対策センター)は10日、マスクを二重に着用することで、隙間からウイルスが出入りすることを防ぐ効果が飛躍的に向上するとの実験結果を公表しました。
CDCは、医療用マスクの上に布マスクを着用するいわゆる二重マスクと、ひとつだけ着用した場合を比較する実験を行いました。
その結果、着用者が咳をした際に放出される粒子の量が、医療用マスクだけだと42%防げたのに対し、二重マスクでは92.5%防ぐことができたと発表しました。
また、医療用マスクだけの場合でも、ひもに結び目を作って隙間を減らす工夫が有効だと紹介しています。
CDCは今回の実験で、マスクの隙間をなくすことの有効性が証明されたとして、これらの着用方法を推奨しています。