支持者ら ナワリヌイ氏拘束に「抗議の光」
ロシアで拘束されている野党指導者、ナワリヌイ氏への連帯を示すため、支持者らが携帯電話の明かりをともす抗議行動が14日、モスクワなどで行われました。
ナワリヌイ氏の陣営がバレンタインデーに合わせ「愛は恐怖より強い」として、SNSを通じて呼びかけたものです。
モスクワなどの支持者らは、14日午後8時から寒空のもと、携帯電話の明かりを照らすなどしながら、拘束されているナワリヌイ氏への連帯を示しました。その様子はツイッターなどに投稿され、中には明かりでハートを形作ったものもありました。
ナワリヌイ氏の拘束に抗議する反政権デモでは、これまでに1万人以上が拘束されていて、今回はさらなる拘束者を出さないため、新たな形での抗議行動となりました。
また、日中には、モスクワやサンクトペテルブルクなどで、花などを手にした女性らが「人間の鎖」を作り、ナワリヌイ氏の妻や政治犯への連帯を示しました。