イスラエル軍、レバノンに報復攻撃 2人死亡、8人ケガ 現地報道
イスラエル軍は22日、隣国のレバノンから発射されたロケット弾3発を迎撃したと発表しました。これを受けて、イスラエル軍もレバノン南部を砲撃。中東の戦火が拡大しています。
イスラエル軍は22日、レバノンから発射されたロケット弾3発を迎撃したと発表しました。
また、イスラエル軍はレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点に対して報復攻撃を行いました。
ロイター通信によりますと、ヒズボラ側はロケット弾による攻撃への関与を否定していて、去年11月に発効した停戦合意に引き続き従うと表明しています。
またレバノンメディアは、イスラエルによる報復攻撃で2人が死亡、8人がケガをしたと伝えています。
イスラエルをめぐっては、パレスチナ自治区ガザ地区でもイスラム組織ハマスとの戦闘を再開。ハマスとの停戦合意も事実上、破たんしつつあります。
地元メディアによりますと、イスラエルのカッツ国防相は21日、「ハマスが人質解放を拒否し続ける限り、より多くの土地を失う」と述べ、ガザ地区の一部併合も辞さない構えを見せました。
ハマスに対する地上作戦の範囲も広げていて、圧力を強めています。