アメリカのＣＤＣ（＝疾病対策センター）は、新型コロナウイルスワクチンの副反応について分析を行った結果、急激なアレルギー反応はまれだとする報告書を発表しました。

ＣＤＣは１９日、先月１３日までに接種された「ファイザー」または「モデルナ」のワクチン、およそ１３８０万回分のうち、何らかの副反応が報告されたケースは、６９９４件だったと発表しました。

そのうち、急激なアレルギー反応であるアナフィラキシーショックは、６２件確認されたということです。これは、１００万回あたり４．５件にあたります。

また、副反応で最も多かったのは、頭痛で、次いで、倦怠感やめまいなどの症状が報告されています。

ＣＤＣは、「ワクチンの安全性に関する信頼を高める結果だ」とした上で、「監視を続ける」としています。