モデルナ副反応 急激アレルギーは「まれ」
バイオ医薬品メーカー「モデルナ」の新型コロナウイルスワクチンについて、急激なアレルギー反応は「まれな現象だ」とする報告書が発表されました。
アメリカのCDC(=疾病対策センター)は22日、「モデルナ」のワクチンの一度目の接種を終えたおよそ404万人のうち、1266人が何らかの副反応を示し、そのうち10人が急激なアレルギー反応であるアナフィラキシーショックを起こしたとする報告書を発表しました。これは、100万人あたり2.5人にあたります。
先に実用化が始まったファイザーのワクチンでは11.1人、インフルエンザワクチンは1.3人で、アナフィラキシーショックが確認されています。
CDCは、急激なアレルギー反応は「まれな現象だ」とした上で、「監視を続ける」としています。