プーチン氏とルカシェンコ氏 結束アピール
反政府デモが続くベラルーシのルカシェンコ大統領は22日、ロシアのプーチン大統領と会談し、一緒にスキーを楽しむ姿を披露するなど結束ぶりをアピールしました。
両首脳が直接会談するのはベラルーシの大統領選挙後にルカシェンコ氏の退陣を求めるデモが拡大した去年9月以来、2回目です。ロシア南部のソチで行われた会談では冒頭、プーチン大統領が「両国の連携、戦略的パートナーシップ、同盟関係の水準を確認できることをうれしく思う」と述べ、関係の近さを強調しました。
一方、ルカシェンコ大統領は、前回の会談で約束されたロシアからの経済支援に謝意を表明しました。その上で、自らの政権の後ろ盾となっているロシアとの関係をさらに強化するため、ロシア企業のベラルーシへの進出を働きかけました。
また、会談後にはプーチン大統領の提案で両首脳が一緒にスキーなどを楽しむなど、両国関係の蜜月ぶりをアピールしました。